殺してやりたい…とまでは言わないが、死刑にしたい連中が大勢いる。子供の命を軽んずる連中である。
　まず断っておくが、mutans.Cogaは死刑制度肯定者である。また、子供には近年我が国で言うほどの人権など、そもそも"ない"と考えてもいる。

　読んで字の如く、人権とは人の権利のことだが、ヒトと人とは別物なのである。
　ヒトと言うのは動物としての種を表す名称で、人と言うのは理性と知恵を持つ人間のことを指すのだと思う。
　子供によって個人差もあるが、大雑把に言うと子供はヒトであり、人になる成長過程にある。これらの「生き物」に人権など、あってないようなものである。但し、生存権は有するものである。しかし、子供と言う生き物は、独りでは生きて行くことなど出来る筈もないので、この生存権は人…つまり、大人（個人的には、高校生や大学生もこれに含まれると思うが）が、この子供の生存権を保障する義務がある。
　簡単に言うとこうなる。大人は子供の生きていく権利を守ってやらなくてはならない。そして、大人に守ってもらう子供には、それ以上の権利などない。

　こんな時代に、こんな話をするのは、かなり勇気が要る。子供も持たない男が、このようなことを言うと全く説得力がないのだろうが、自分も自身の子供を持った現在、これが、mutans.Cogaの考えである。

　さて、断りが長くなったが、話を元に戻すと、最近、あまりにも目に余る事件が続発している。
　いい大人達が、子供達の生存を脅かしているのだ。つい先日起きた、子供二人がダムに突き落とされた事件や、殺害された挙句、母親と共に押入れに閉じ込められた事件…。食事の間だけロッカーに自分の子供を「保管」したり、ホテルに「産み捨て」していく母親。幼児を、自分の偏った性欲の対象としている連中…。
　子供が犠牲になる事件を知るたびに、茫然としてしまう。「何故!?」という思いが脳裏を過る。もはや、幼児虐待などと言う生易しい範疇には収まりきれない行動をする大人達。人の道を、踏み外している。
　そう、こいつらこそは「外道」と呼ぶに相応しい。これ以上の呼称はないのではないか？「鬼畜」?"鬼の目にも涙"というし、有名な鬼子母神のエピソードもある。鬼の方が、まだマシである。「畜生」?基本的に動物は、同種の子供を殺したりはしない。

　「外道」は、人としての道から外れているのだから、こいつらには当然、人間としての権利を有しない筈である。よって、これら外道に対する裁きは、極刑であるところの死刑が最も相応しい。
　「人が人を裁いて、死に至らしめるなんて…。」という死刑制度廃止論者もいるが、裁く対象は、自らが人としての権利を放棄したような連中なのである。
　このような子供以下の連中に並みの人権があること自体、私は不思議で堪らない。

　子供に対し、ロクに飯も食わせず、毎日毎日虐待を繰り返した挙句、死に至らしめてしまったような奴は、特に息の根を止めなくてはならない。否、死に至らなくても、子供に害を与えるような輩は重罪にすべきである。
　三つ子の魂百までと云うではないか。子供の時、心身に受けた傷は、その人生に一生影を落とすのである。弱く幼い子供のこれからの人生を傷付ける代償は、果てしなく大きいのである。

　だからと言って、子供に媚びる必要など微塵もないのである。今まで散々心ない大人達の事を書いてきたが、自分の子供に気に入られようと、喜んで子供のご機嫌取りをしてしまっているバカが居るのもまた事実である。

　今の世の中、両極端な大人---親が多いような気がする。
　子供達がこのような情けない大人を見て半面教師とすれば、この国の将来は明るい。
　子供達がこのような情けない大人を見てただ図に乗るだけであれば、この国の先は見えたも同然である。

…あぁ、相当過激な事、言ってしまったかな(^^;。でも、本音だから。